FXの基礎

移動平均線について

移動平均線には、「単純移動平均線」、「加重移動平均線」、「指数平滑移動平均線」など、様々な種類があるのですが、

今回は、私が使用している

「単純移動平均線」

について、銀河流に解説をします。

その他の移動平均線は良くわからないので、

「単純移動平均線使いたくないわ!」

という方は、そっとブラウザを閉じてください。

単純移動平均線(SMA)とは

単純移動平均線(SMA)とは、

決められた期間(○○日間)の終値の平均値を線で繋いだものになります。

上記の色のついたラインが移動平均線です。

画像内では、

「5日移動平均線(5SMA)」、

「20日移動平均線(20SMA)」

「200日移動平均線(200SMA)」

が表示されています。

※表示されている移動平均線はあくまで例です。15日移動平均線や、75日移動平均線など、日には自分の好みの日数に変更出来ます。

例えば、5日移動平均線は、

本日を含めた過去5日間の終値の平均値を算出し、この数値を1日ごとに計算して線で繋いでいます。

つまり、

5日間の平均価格

と私は認識しています。

これは、

1週間の平均価格が、現在の価格に対して安いのか高いのか

という風に価格の目安として考えています。

これを、

5日移動平均線→短期

20日移動平均線→中期

200日移動平均線→長期

の目線で、

現在価格が、短期、中期、長期それぞれ平均に対して、安いのか高いのかを目安として表しています。

よって、

移動平均線より上にチャートがある場合→平均価格に対して高い価格

移動平均線より下にチャートがある場合→平均価格に対して安い価格

という目安として私は考えています。 

移動平均の傾きでトレンドを把握

移動平均線の傾きでトレンド把握とは、

右肩上がり→平均価格が上がっている→上昇トレンド

右肩下がり→平均価格が下がっている→下降トレンド

横ばい→平均価格があまり変動していない→レンジ

という見方になります。

 

上記の画像(5分足)だと、

短期、中期、長期全てが右上がりなので、

5分足では、短期的、中期的、長期的に上昇トレンド。

つまり、

5分足では、比較的強い上昇トレンドが発生している

と私は考えます。

 

勿論、移動平均線はあくまで「目安」なので、

これから、価格が絶対あがるぞ!などの過信は禁物です。

今回は、たまたま、上昇トレンドの画像でしたが、

環境認識を行い、トレンドがどの方向に向かっているのかを確認する

一つのツール

として使ってみてください。